ミニスレッドとは、コグ(突起)のない極細の吸収性の糸を多数挿入することで、肌のハリや弾力にアプローチする施術です。
Clinic I AMでは、皮膚の薄い部位や感覚の変化が出やすい箇所を考慮しながら、必要な範囲に過不足なく対応する設計を大切にしています。
患者様一人ひとりの肌のハリや質感の変化に着目し、状態やお悩みに応じた施術をご案内します。
ミニスレッドはどんな施術?
通常の糸リフトとの構造的な違い
通常の糸リフトはコグと呼ばれる突起が皮下組織に引っかかり、たるんだ組織を物理的に引き上げる構造です。
一方、ミニスレッドはコグのない極細の糸を多数挿入し、糸そのものの刺激でコラーゲン生成を促す設計とされています。
引き上げる力より、肌の内側から変化させることを目的とした施術です。
極細の糸を多数挿入することで期待できる変化
挿入された糸が線維芽細胞を刺激し、コラーゲン・エラスチンの生成を促すとされています。
肌のハリや弾力が低下した部位に対して、肌質の底上げを図る変化が期待されています。
即効性のある引き上げ効果ではなく、数週間から数ヶ月かけて肌質の変化として現れることが多いとされている施術です。
アルテミスリフトとの使い分けの考え方
アルテミスリフトは五角形コグと3Dメッシュによる引き上げ・定着を主な目的とした施術です。
ミニスレッドはコラーゲン生成による肌質改善を主目的とし、引き上げ効果よりもハリや弾力の変化を求める場合に向いているとされています。
たるみが強い場合はアルテミスリフト、肌質の変化が主な悩みの場合はミニスレッド、または両者を組み合わせる方法もカウンセリングで検討することが可能です。
ミニスレッドはこんな方におすすめ
肌のハリ・弾力が低下してきた
加齢やコラーゲン減少による肌のハリ低下・乾燥感・弾力の衰えが気になる場合に適応を検討します。
糸の刺激が線維芽細胞を活性化し、肌の土台から変化を促す効果が期待されています。
たるみよりも肌質の変化が気になる
輪郭の変化より「肌の質感が落ちてきた」「ツヤがなくなった」といった肌質面の悩みに対応しやすい施術です。
引き上げを目的とした糸リフトでは対応しにくい肌の内側の変化にアプローチできるとされています。
ダウンタイムを抑えながらケアしたい
コグ付きの糸リフトと比較して、挿入時の組織への刺激が少なく、腫れや内出血が出にくいとされています。
日常生活への影響を抑えながらエイジングケアを続けたい方に向いている施術です。
ミニスレッドで起こる肌の変化と回復のペース
挿入直後から数日間の皮膚の反応
施術直後は挿入部位に軽い赤みや腫れ、内出血が出ることがあります。
針穴が複数開く施術のため、当日のメイクは控えていただく場合があります。多くの場合、数日以内に落ち着くとされていますが、個人差がある症状です。
コラーゲン生成が肌質に影響し始める時期
糸の刺激によるコラーゲン生成は、施術から数週間後以降に徐々に現れるとされています。
肌のハリや弾力の変化は1〜3ヶ月程度かけて実感されることが多く、完成の目安はおおよそ3ヶ月前後です。
繰り返し施術することで変化が積み重なる仕組み
ミニスレッドは1回の施術より、定期的に繰り返すことで変化が蓄積されやすいとされています。
糸が吸収されるたびにコラーゲンが生成・定着し、肌の底上げ効果が積み重なる仕組みです。間隔や頻度の目安はカウンセリング時にご確認ください。
ミニスレッドに伴うリスクと注意点
極細糸特有の内出血・ひきつれ・ボコつきの傾向
コグ付き糸リフトに比べて組織への刺激は少ないものの、多数挿入する性質上、内出血や赤みが複数箇所に出ることがあります。
挿入直後にひきつれやボコつきを感じる場合がありますが、多くは数日から数週間で落ち着くとされています。
施術を見合わせるべき体調・既往歴の条件
妊娠中・授乳中の方、挿入部位に感染や炎症がある方、免疫抑制剤を使用中の方などは施術を受けられない場合があります。ケロイド体質の方も事前に申し出てください。
また、既往歴や服用中の薬がある場合は、必ずカウンセリング時にお知らせください。
施術前後に避けるべき行動と薬剤の種類
術前は凝固を妨げる薬やサプリメントを一定期間中止していただく場合があります。
術後は針穴が複数開いた状態のため、スキンケアの摩擦・ピーリング系製品・直射日光への露出を一定期間避けてください。洗顔時も強くこすらないよう注意が必要です。
喫煙・飲酒は術前後を通じて控え、服用中の薬はカウンセリング時にお知らせください。
ミニスレッドの初診〜施術の流れ
カウンセリング(初診)
初診では医師が肌の状態・コラーゲン量の低下の程度・ご希望を確認し、挿入部位と本数を提案します。悩みの部位が複数ある場合も、優先順位を含めて整理する流れです。
アルテミスリフトとの併用を検討する場合も、このタイミングで相談できます。
施術当日の流れ
来院後、同意書の確認・麻酔(必要な場合)・施術・回復の流れで進みます。
施術では、髪の毛より細い吸収糸が付いた針を皮下に複数本挿入し、針を抜く際に糸だけを皮下に残して、たるみを支えつつ肌を引き締めます。
留置された糸が約半年かけて体内で吸収される過程で皮膚内部を継続的に刺激し、コラーゲンやエラスチンの産生を促して、ハリや弾力のある肌質へと整えていく仕組みです。
コグ付きの糸リフトと比べて身体への負担は少ないとされており、所要時間は挿入本数・部位によって変わります。
術後の日常生活で気をつける期間と内容
施術当日は挿入部位への強い刺激・マッサージ・激しい運動を避けてください。メイクは医師の指示に従って再開時期を判断します。
翌日以降は通常の生活に戻れる場合が多いとされていますが、肌への摩擦や紫外線ケアは継続して意識してください。
ミニスレッドに関するよくある質問
- アルテミスリフトとどう違いますか?
- アルテミスリフトは五角形コグと3Dメッシュを持つ糸でたるんだ組織を物理的に引き上げる施術です。
ミニスレッドはコグのない極細の糸を多数挿入し、コラーゲン生成を促して肌質を改善することを主な目的としています。
たるみを引き上げたい場合はアルテミスリフト、ハリや弾力の底上げを求める場合はミニスレッドが向いているとされており、両者を組み合わせて使用するケースもあります。 - 効果はどのくらい持続しますか?
- 使用する糸の素材や本数によって異なりますが、一般的に糸が体内で吸収されるまでの期間は数ヶ月から1年程度とされています。
糸が吸収された後もコラーゲンが残ることで効果が持続するとされていますが、持続期間は肌質・生活習慣・施術の頻度によって差が出ます。 - 施術後すぐにメイクや外出はできますか?
- 施術当日は針穴が複数開いている状態のため、当日のメイクは控えていただく場合があります。
翌日以降はメイク可能なケースが多いですが、挿入部位への強い摩擦は避けてください。
外出自体は可能ですが、赤みや内出血が気になる場合はスケジュールに余裕を持っておくことをおすすめします。