アルテミスリフトとは、特殊な3Dメッシュ状の糸を皮下に留置し、たるみや輪郭のゆるみを整えることを目指すリフトアップ治療です。
Clinic I AMでは、素材の特性を踏まえたうえで、引き上げる方向と定着のバランスを意識した設計のもとアルテミスリフトの施術を行っています。
対象となる部位や患者様の「なりたいイメージ」に応じて、糸の種類・本数・挿入位置を組み合わせ、適切な施術プランをご提案します。
Clinic I AMのアルテミスリフトメニュー
アルテミスリフト|糸を挿入してたるみを引き上げる
特殊五角形のコグと3Dメッシュ構造を持つ糸を皮下に挿入し、たるみを物理的に引き上げる施術です。
コグが組織をキャッチして引き上げ、3Dメッシュに組織が絡みつくことで定着する仕組みとされています。
PDO・PLLAという2つの素材を部位や目的に応じて使い分けます。
糸入れ放題|本数を気にせず必要な範囲に対応
1回の施術で必要と判断した本数を追加料金なしで対応するプランです。
たるみの範囲や程度によって適切な本数は異なるため、本数を制限せず部位全体に対応できる点が特徴です。
ただし、糸リフトは本数を入れれば入れるほど良いわけではありません。
たるみの位置・深さ・皮膚の状態に合った糸の選択や挿入角度の設計が重要のため、カウンセリングにて顔の状態を丁寧に確認しながら、患者様一人ひとりに合ったプランを一緒に考えていきます。
アルテミスリフトとはどのような糸リフトか
第四世代の糸と呼ばれる背景と構造の特徴
糸リフトの糸は世代ごとに進化しており、アルテミスリフトは「第四世代の糸」と呼ばれています。
従来のカッティング式の三角形コグとは異なり、独立したモールディング成形による五角形のコグと、糸に巻き付く3Dメッシュ構造を組み合わせた点が特徴です。
コグで組織を引き上げ、メッシュで定着させるという2段階の設計が採用されています。
特殊五角形のコグと3Dメッシュ構造が果たす役割
五角形のコグはモールディング成形(型で作る製法)のため強度が高く、挿入時の組織損傷を抑えるとされている器具です。
針先が丸く加工されているため、皮下出血や神経損傷のリスクが従来型より低いとされています。
3Dメッシュは皮下組織がメッシュ内に入り込んで定着する仕組みで、引き上げた状態をキープする役割を担います。
PDO・PLLAそれぞれの素材の特性
PDOはポリジオキサノンとも呼ばれる外科手術の縫合糸として用いられてきた素材で、適度な硬さがあり自然なリフトアップに向いているとされています。
PLLAはポリ乳酸とも呼ばれ、強度が高くリフトアップ効果が強い素材とされており、頬や顎の大きなたるみへのアプローチに使われることが多いです。
どちらもコラーゲン生成を促す作用があるとされ、体内で徐々に吸収される医療用素材です。
アルテミスリフトはこんな方におすすめ
頬・フェイスライン・顎下のたるみが気になる
加齢や重力の影響で頬の位置が下がり、フェイスラインがぼやけてきた場合に適応を検討します。
顎下のもたつきや、正面から見たときの輪郭の変化が気になる方にも向いているとされています。
ほうれい線・マリオネットラインが目立ってきた
頬のたるみが下がることで深くなるほうれい線や、口角から顎にかけてのマリオネットラインへのアプローチとして検討されることがあります。
たるみそのものを引き上げることで、線の目立ちを和らげる効果が期待されています。
メスを使わずにリフトアップを検討している
切開を伴うフェイスリフトと比べて、ダウンタイムが短く日常生活への影響が少ない点が糸リフト全般の特徴とされています。
手術に踏み切れない方や、まず非切開での変化を試したい方に選ばれることが多い施術です。
他の糸リフトで満足のいく結果が得られなかった
過去の糸リフトで引き上げ効果が物足りなかった・効果の持続が短かったと感じた方から相談を受けることがあります。
糸の種類・本数・挿入位置の見直しで改善できるケースもあるため、まずカウンセリングで状態を確認します。
初診・施術・アフターフォローの流れ
たるみの位置と引き上げの方向をカウンセリングで整理する
初診では医師が顔全体のたるみの状態・皮膚の厚み・ご希望を確認し、糸の種類・本数・挿入位置を提案します。
どの部位をどの方向に引き上げるかを正面・横・斜めから確認したうえで、仕上がりのイメージをすり合わせる流れです。
当日の施術の流れと所要時間の目安
来院後、同意書の確認・麻酔・施術・回復の流れで進みます。局所麻酔を使用するため、施術中の痛みは抑えられます。
施術後は院内で一定時間休んでから状態を確認し、問題がなければご帰宅いただく流れです。
所要時間は挿入本数や部位によって異なるため、目安はカウンセリング時にお伝えします。
術後の過ごし方と通院スケジュール感
術後数日は顔への強い刺激・マッサージ・大きく口を開ける動作を避けてください。うつ伏せ寝も当面は控えることをおすすめします。
経過観察のため指定の時期に再来院いただきます。腫れ・内出血・ひきつれが通常より長く続く場合は、早めにご連絡ください。
施術後の経過と糸が吸収されるまでの変化
施術直後から数日間に起こりやすい反応
施術直後は挿入部位の腫れ・内出血・引きつれ感が出やすい時期です。
ひきつれは数日から数週間かけて落ち着いていくことが多く、内出血も1〜2週間程度で目立たなくなる場合が多いとされています。完全に落ち着くまでの目安は1ヶ月前後です。
コラーゲン生成による肌質変化が現れる時期の目安
糸の刺激によるコラーゲン生成は、施術から数週間後以降に徐々に現れるとされています。
肌のハリや弾力の変化は、引き上げ効果とは別の軸で時間をかけて実感されることが多いです。
糸が体内で吸収されるまでの期間はPDOで約6〜12ヶ月、PLLAではより長い期間とされており、吸収後もコラーゲンが残ることで効果が持続するとされています。
アルテミスリフトで生じうるリスクと注意点
どの施術にもリスクや副作用の可能性があります。不安な点はカウンセリング時にご確認ください。
内出血・腫れ・ひきつれ・ボコつきの可能性
挿入部位に沿って内出血・腫れが生じることがあります。皮膚表面にボコつきや段差が出る場合もありますが、多くは時間の経過とともに改善されることが多いです。
ひきつれが強く出た場合も、数週間で落ち着くケースが多いとされています。
左右差・皮膚の凹凸が残るケース
顔の元の左右非対称が影響して術後に左右差が目立つ場合があります。
皮膚の凹凸や引き上げ感の違いが残ることもあるため、術前のカウンセリングで左右の状態を丁寧に確認しておくことが重要です。
施術前後に控えるべき行動・薬剤
術前は出血しやすくなる薬やサプリメント(を一定期間中止していただく場合があります。
術後は糸が定着するまでの期間、顔へのマッサージや強い表情の動作は控える必要があります。うつ伏せ寝や顔を強く押さえる行為も避けてください。
喫煙・飲酒は術前後を通じて控えていただき、服用中の薬がある場合はカウンセリング時にお申し出ください。
施術を受けられない場合の条件について
妊娠中・授乳中の方、金属アレルギーがある方、挿入部位に感染や炎症がある方などは施術を受けられない場合があります。
過去に糸リフトを受けている場合も、残存している糸の状態によって対応が変わるため、カウンセリング時に必ずお伝えください。
アルテミスリフトに関するQ&A
- 従来の糸リフトとどのような点が異なりますか?
- 従来の糸リフトの多くはカッティング式の三角形コグを使用しており、組織を切り込んで引っ掛ける構造でした。
アルテミスリフトはモールディング成形の五角形コグと3Dメッシュを組み合わせた構造で、引き上げ力と組織への定着を両立する設計とされています。
挿入時の組織損傷が少ない点も特徴のひとつです。 - 効果はどのくらい持続しますか?
- 使用する素材によって異なります。PDOは約6〜12ヶ月程度で吸収されるとされており、PLLAはそれより長い期間が目安とされています。
糸が吸収された後もコラーゲンが残ることで効果が持続するとされていますが、持続期間は個人の肌質・生活習慣・たるみの程度によって差が出るものです。 - 複数本入れる場合、本数はどのように決まりますか?
- たるみの範囲・程度・皮膚の状態をカウンセリングで確認したうえで、医師が必要本数を判断します。
部位ごとの引き上げに必要な本数は異なるため、一律に決まるものではありません。糸入れ放題プランを選択した場合も、適切な本数の判断はカウンセリング時に医師と確認します。