コラーゲン注射は、皮膚の浅い層にコラーゲン製剤を注入し、加齢とともに目立ちやすくなる小ジワや凹み、肌のボリューム不足にアプローチする施術です。

Clinic I AMでは、皮膚が薄い目元・口元などの繊細な部位にも使用しやすい製剤を取り扱っています。お悩みの程度や注入部位に合わせて、2種類のコラーゲン製剤から適したものをご提案します。

コラーゲン注射のメカニズム

コラーゲンを肌の浅い層に補う

コラーゲン注射では、肌の構造やしなやかさに関わるⅠ型・Ⅲ型・Ⅴ型などのコラーゲンを含んだ製剤を皮膚の浅い層へと注入します。

種類特徴
Ⅰ型真皮の主要な線維性コラーゲンで、皮膚組織の強度やハリを支える役割を担う。
Ⅲ型Ⅰ型コラーゲンとともに真皮を構成し、皮膚の柔軟性や弾力性に関わる。
Ⅴ型Ⅰ型・Ⅲ型コラーゲンと共存し、コラーゲン線維の形成や太さの調整に関わる。

加齢に伴う皮膚の構造変化に対し、コラーゲン製剤を注入することで、細かなシワや凹みを目立ちにくくし、なめらかな質感を目指します。

肌質を整えるようアプローチ

コラーゲン注射は、大きなボリューム形成よりも、細かなシワや凹凸、肌の質感を整えることを目的として選ばれます。

皮膚の薄い目元や口元などにも適応でき、製剤の特性やお悩みに応じた注入計画でナチュラルな印象変化を目指します。

コラーゲン注射がおすすめな方

✔ 目元や口元の細かいちりめんじわが気になる方
✔ 涙袋のボリューム不足や目の下の影が気になる方
✔ 皮膚が薄くヒアルロン酸注入に抵抗がある方
✔ 唇にささやかなボリューム感を出したい方
✔ 肌のハリ不足や乾燥による小ジワが気になる方

コラーゲン注射で期待できる変化

目元の細かなシワをなめらかに

コラーゲン注射は、目尻や下まぶたに生じる細かなシワをなめらかな印象へ整えることが期待できます。

まばたきや表情の動きで生じる目元のシワは、皮膚の薄さも関係するため、浅い層への繊細な注入を行います。

目の下のクマや凹みを目立ちにくくする

皮膚の薄さや凹みによる青グマ・影グマには、コラーゲン注射によって目元に自然な厚みを補い、影をやわらげた印象を目指します。

涙袋のボリューム不足が気になる場合にも、目元の立体感を自然に整える目的で用いられます。

唇に自然な立体感を与える

唇に過度なボリューム感を出さず、自然なふくらみや立体感を目指したい場合に選ばれることがあります。

皮膚が薄く動きの大きい唇には、部位の状態や希望する仕上がりに合わせ、注入量や注入部位を細かく調整します。

肌全体のハリ・質感を整える

コラーゲン注射は、頬や首などの広い範囲に浅く注入することで、肌全体のハリ感やなめらかさにアプローチします。

乾燥による細かなシワやキメの乱れが気になる方、ダウンタイムをできるだけ抑えながら肌質ケアを行いたい方に選ばれることがあります。

コラーゲン注射のメリット

皮膚が薄い部位でも対応しやすい

製剤の特性を踏まえ、皮膚が薄い目元や唇などにも少量ずつ注入できます。部位や皮膚の状態に合わせて注入量を調整し、自然な印象を目指します。

極細針による肌の負担に配慮した施術

極細針の使用により、施術による皮膚への負担を抑えやすい傾向にあります。当日からメイクで注射痕をカバーできる場合もあります。

少量ずつの注入で仕上がりを微調整できる

一度に大きな変化を出すのではなく、少量ずつ経過を見ながら足していく施術設計が可能です。仕上がりの微調整をしやすい点も特徴です。

コラーゲン注射のデメリット

効果は永続的ではない

注入したコラーゲンは時間の経過とともに体内で吸収されていくため、変化は一時的なものにとどまります。持続期間の目安には個人差があり、数か月〜半年程度とされています。

深いシワやたるみへの効果は限定的

コラーゲン注射は、浅い層への注入を主とする施術です。皮膚のたるみや深く刻まれたシワに対しては、ヒアルロン酸注入や糸リフトなど別の施術のほうが適している場合があります。

注入直後に凹凸感が出ることがある

薬剤が皮膚になじむまでの間、注入部位に軽いボコつきや違和感を覚える方がいます。数時間の経過とともに落ち着くことが多いものの、症状の程度や持続期間には個人差があります。

当院で扱う製剤について

Baby Collagen(ベビーコラーゲン)

Ⅰ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンを「50:50」で配合したヒト由来のコラーゲン注入製剤です。

Ⅰ型は皮膚組織の強度やハリを支え、Ⅲ型は柔軟性や弾力に関わるため、両者を補うことで細かなシワや肌の質感にアプローチします。

製剤の粒子が細かく皮膚になじみやすい特性のため、目元や口元など皮膚が薄く繊細な部位への注入にも用いられます。

Babyderm(ベビーダーム)

Ⅰ型・Ⅲ型コラーゲンに加え、コラーゲン線維の形成や構造の調整に関わるⅤ型コラーゲンを含む注入製剤です。

微細な粒子設計のため皮膚の浅い層へより均一に広がりやすく、肌のなめらかさや質感を整えることを目的に使用されます。

部分的な小ジワへの注入だけでなく、顔全体のハリ感や肌質を総合的にケアしたい場合にも検討されます。

他施術との組み合わせについて

コラーゲン注射は、ボリュームを補うヒアルロン酸注入や、肌質へのアプローチを目的とする肌育注射と組み合わせる場合があります。

浅いシワにはコラーゲン、深いシワやフェイスラインの立体感にはヒアルロン酸というように、お悩みや状態に応じて使い分け・併用する方法が検討されます。

ヒアルロン酸注入の特徴や期待できる効果はこちら
肌育注射の特徴や期待できる効果はこちら

コラーゲン注射の施術の流れ

01|カウンセリング・診察

医師が皮膚の状態やシワの深さを確認し、Baby CollagenとBabydermのどちらが適しているか、注入する部位や量の方向性をすり合わせます。また、持病や服用中のお薬、アレルギー歴もここで確認します。

02|洗顔・メイクオフ

注入予定の部位を正確に確認するため、該当部位のメイクを落としていただきます。皮膚の状態を再確認したうえで、注入位置のマーキングと消毒を行います。

03|注入施術

極細針を使用し、マーキングした部位に沿って薬剤を少量ずつ注入していきます。部位や範囲にもよりますが、施術時間は15〜30分程度が目安です。痛みが気になる場合は、必要に応じて麻酔クリームなどを使用します。

04|アフターケア

注入後は腫れや内出血の有無を確認し、必要に応じて冷却を行います。当日は注入部位を強く揉んだりこすったりしないようご案内し、入浴や飲酒などに関する注意点もお伝えします。

05|経過の確認

注入した薬剤が皮膚に馴染むまでには数日程度かかるため、仕上がりの判断は1〜2週間後を目安にご案内しています。効果の持続には個人差があり、変化を維持したい場合は追加の施術間隔を医師と相談のうえ決定します。

コラーゲン注射のダウンタイム

経過期間状態
施術直後注入部位に針痕程度の小さな跡が残ることがあります
当日〜数日内出血や軽い腫れ、凹凸感が出る場合があります
2〜3日後薬剤が皮膚になじみはじめ、凹凸感が落ち着いてきます
1週間前後内出血や腫れの多くが目立たなくなります
1〜2週間後仕上がりの印象が安定してきます
数か月〜半年後成分が体内で徐々に吸収され、効果が弱まりはじめます

※症状の程度や経過には個人差があります。

副作用・リスクについて

分類内容
比較的多い注入部位の腫れ、赤み/内出血/軽い凹凸感・しこり感
ごくまれ感染/血腫/左右差/硬結/アレルギー反応など
注意が必要な方皮膚に炎症や感染症がある方/妊娠中・授乳中の方/コラーゲン製剤に対する過敏症の既往がある方

※症状の程度や現れ方には個人差があります。
※気になる症状が続く場合は、早めに医師にご相談ください。

国内未承認製剤について

当院で使用するBaby CollagenおよびBabydermは、医薬品医療機器等法上、日本国内で承認されていない医薬品です。これらの製剤は、医師の判断のもと、実際の輸入元・入手経路を通じて入手しています。

未承認医薬品を使用した施術による健康被害は、「医薬品副作用被害救済制度」の対象外です。施術を検討する際は、製剤の特性やリスクについて診察時に確認いただけます。

コラーゲン注射でよくあるご質問

効果はいつ頃から感じられますか?
薬剤が皮膚になじむまで数日程度かかり、1〜2週間ほどで仕上がりが安定していきます。
注入直後は凹凸感を覚える方もいますが、多くは経過とともに落ち着いていきます。
Baby CollagenとBabydermはどちらを選べばよいですか?
皮膚の薄さやお悩みの部位によって、適した製剤が異なります。
目元などの繊細な部位にはBaby Collagen、広い範囲の質感ケアにはBabydermを検討する場合がありますが、医師が皮膚の状態やご希望を確認したうえでご提案します。
ヒアルロン酸注入との違いは何ですか?
ヒアルロン酸製剤は主に凹みやボリュームを補う目的で使用され、コラーゲン製剤は浅いシワや細かな凹凸に用いられます。
悩みの深さや部位によって使い分ける、または組み合わせて案内される場合があります。
施術時の痛みはどの程度ですか?
極細針を使用しますが、針を刺すときや製剤を注入するときに痛みを感じることがあります。
痛みが気になる場合は麻酔クリームでの対応も可能ですので、カウンセリング時にご相談ください。
施術は1回で完了しますか?
1回の施術で変化を感じる場合もありますが、効果の現れ方や持続期間には個人差があります。
追加施術の必要性や時期は、製剤の種類や注入部位、経過を確認したうえで医師が判断します。