肌育注射は、肌の土台となる真皮層に有効成分を注入し、内側からハリやキメを整える施術です。

Clinic I AMでは、肌質やお悩みの状態を踏まえながら、一人ひとりに合った製剤と注入プランをご提案します。

肌育注射のメカニズム

肌育注射で使用する製剤の多くは、線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンやヒアルロン酸といった肌の土台成分の産生を促す性質を持っています。

真皮層へ少量ずつ注入することで、乾燥や紫外線などの影響を受けた肌環境を内側から整えていく仕組みです。

製剤ごとに有効成分の種類や作用の仕組み、持続期間が異なるため、肌状態やお悩みに応じた注入プランをご提案します。

肌育注射がおすすめな方

✔ 肌のハリのなさやキメの粗さが気になる方
✔ 乾燥による小ジワが目立つ方
✔ 毛穴の開きやたるみ毛穴が気になる方
✔ スキンケアだけでは変化を感じにくい方
✔ 施術による大きなダウンタイムを避けたい方

肌育注射で期待できる変化

内側から弾むようなハリとやわらかさへ

有効成分を真皮層に届けることでコラーゲン生成をサポートし、内側から押し返すようなハリ感が期待できます。

ふっくらとした肌質へ導き、触れたときの弾力ややわらかな印象の変化を感じられる場合があります。

乾燥小ジワが目立ちにくい肌へ

水分保持をサポートする成分の働きにより、乾燥による小ジワを目立ちにくくする効果が期待できます。

肌のうるおいが整うことで、メイクのりのよさを実感される方もいます。

毛穴が引き締まったなめらかな質感へ

真皮層の状態を整えることで、開き毛穴やたるみ毛穴が目立ちにくくなることが期待されます。

肌表面のキメが整うことで、光が均一に反射しやすくなります。

つやと透明感のある明るい肌印象へ

キメが整うことで光の反射が均一になり、自然なつや感や透明感のある印象へ導きます。

素肌そのものの美しさが引き立ち、ベースメイクも軽やかに仕上げやすくなります。

くすみが気になりにくい均一な肌トーンへ

肌のターンオーバーを支える環境を整えることで、くすみの目立ちにくい肌状態が期待できます。

全体のトーンが均一に整うことで、色ムラの目立ちにくいなめらかな肌印象へとつながります。

当院で取り扱う肌育注射の種類

PROFHILO(プロファイロ)

IBSA社(イタリア)が国際特許技術「NAHYCO」を用いて開発した、高分子と低分子のヒアルロン酸を結合させたハイブリッド型製剤です。

架橋剤を使用せず皮膚内で拡散するため、線維芽細胞を広範囲に刺激し、コラーゲン・エラスチンの産生を促します。

肌全体のハリ低下やボリュームロス、乾燥による小ジワが気になる方に選ばれています。

NEAUVIA(ニュービア)

MATEX LAB社(スイス)が開発した、架橋剤にPEGを採用したタイプのヒアルロン酸製剤シリーズです。

当院では、シリーズの中でもエイジングケアや保水力の向上を目的とした製剤を取り扱っています。

NEAUVIAシリーズ

取り扱い製剤特徴
HYDRO DELUXE非架橋ヒアルロン酸とCaHA、アミノ酸を配合し、肌の水分保持力とキメを整えるスキンブースターです。

Pluryal(プルリアル)

MD Skin Solutions社(ルクセンブルク)が開発した、サーモン由来のポリヌクレオチド(PN)を主成分とするバイオスティミュレーター製剤シリーズです。

皮膚の自己修復力に働きかける成分に加え、部位や目的に応じて非架橋ヒアルロン酸などを組み合わせたラインナップを展開しています。

Pluryalシリーズ

取り扱い製剤特徴
Pluryal Densifyポリヌクレオチドに非架橋ヒアルロン酸とマンニトールを配合し、肌全体のハリ・キメの改善を目的とした製剤。
Pluryal Silk目元など皮膚の薄い部位向けに開発された、低濃度のポリヌクレオチド製剤
Pluryal Hair Density頭皮や眉毛など、頭皮環境や毛髪環境の改善を目的としたポリヌクレオチド製剤。
Pluryal Biosculpture架橋・非架橋ヒアルロン酸を組み合わせ、肌の密度感や自然なボリューム、輪郭のゆるみにアプローチする製剤。

Rejuran(リジュラン)

Pharma Research社(韓国)が開発した、サケ由来のポリヌクレオチド(PN)を主成分とするスキンブースター製剤シリーズです。

真皮層に働きかけて肌の自己修復力をサポートする成分で、部位や濃度の異なる複数の製剤が展開されています。

Rejuranシリーズ

取り扱い製剤特徴
Rejuran HB PLUSポリヌクレオチドにヒアルロン酸を配合し、うるおい感と扱いやすさを両立した製剤。
Rejuran i比較的粘度が抑えられた設計で、皮膚の薄い目元などデリケートな部位に適した製剤。

Jalupro(ジャルプロ)

Professional Derma SA社(スイス)が展開する、イタリア・ミラノ製の非架橋ヒアルロン酸とアミノ酸配合製剤です。

コラーゲン生成に関わるアミノ酸を高濃度に配合し、真皮の細胞外マトリックス(ECM)の環境を整えることを目的としています。

目元や口元の小ジワ、肌全体のハリ不足が気になる方に選ばれることがあります。

Juvelook(ジュベルック)

韓国で開発された、PDLLA(ポリDL乳酸)と非架橋ヒアルロン酸を組み合わせたスキンブースター製剤です。

PDLLAは医療用縫合糸などにも使われる生体吸収性の成分で、線維芽細胞に働きかけコラーゲン産生を促す性質を持っています。

毛穴の開きやニキビ跡による凹凸、肌全体の弾力低下が気になる方などに選ばれています。

Tulienne(トゥリエンヌ)

Juvelookなど従来のPDLLA製剤の知見をもとに、粒子径の均一性や製剤の扱いやすさを考慮して開発された製剤です。

皮膚内での安定性を高める設計により、なめらかな仕上がりを目指しています。

Tulienne

取り扱い製剤特徴
Tulienne非架橋ヒアルロン酸とアミノ酸を配合し、肌の水分保持力とハリ感の底上げを目的とした製剤。

PROMOITALIA(プロモイタリア)

PROMOITALIAはイタリア・ナポリ発の医療美容メーカーで、90か国以上で製剤を展開しています。

当院で取り扱うHYDROは、低分子・中分子・高分子の非架橋ヒアルロン酸を化学架橋剤を使わず熱処理で結合させたハイブリッド型スキンブースターです。

取り扱い製剤特徴
Hydro3種類の分子量のヒアルロン酸を組み合わせ、皮膚の異なる層に浸透して肌の基盤を整える製剤です。

M2P-Exosome(エムツーピーエクソソーム)

​​AZACLI EXOSOME LAB(東京)が、バイオベンチャー企業セルソース株式会社による技術支援を受けて開発した製剤です。

若く活性の高い幹細胞から抽出したエクソソームを用いた製剤であり、免疫細胞(マクロファージ)への作用に着目して開発された背景があります。

主に、肌のコンディションを整えることを目的として使用されます。

SKINPLUS(スキンプラス)

Hans Biomed社(韓国)が開発した、ヒト由来の無細胞性皮膚基質(ADM)を主成分とするスキンブースターです。

コラーゲンなどの細胞外マトリックス由来成分を補うことを目的としたアプローチで、韓国名ではCellREDM(セルディエム)とも呼ばれています。

主に、肌全体のハリ不足やくすみ、乾燥によるキメの乱れを目的として使用されます。

コラーゲン(コラーゲン注射)

コラーゲン注射は、III型コラーゲン(ベビーコラーゲン)を含む製剤で、ハリの低下や細かなシワに対するケアを目的に用いられます。

乳白色の特性を活かし、目元のくすみ感や浅いシワなど、ヒアルロン酸では調整が難しい部位への選択肢として使用されます。

取り扱い製剤特徴
Baby CollagenI型とIII型のコラーゲンを配合した製剤で、皮膚の薄い部位のハリ不足や色味の改善を目的とする。
BabydermBaby Collagenと同系統のヒト由来コラーゲン製剤で、部位や目的に応じて使い分ける。

肌育注射の流れ

01|カウンセリング・診察

カウンセリングでは、肌のハリやキメ、乾燥の状態を確認しながら、お悩みに応じた製剤の種類や注入範囲についてすり合わせを行います。

持病やアレルギーの有無、現在服用中のお薬についてもあわせて確認し、施術の可否を判断します。

仕上がりのイメージに不安な点があれば、この段階で具体的にお伝えください。

02|デザイン確認・メイクオフ

注入予定の範囲を正確に確認するため、顔全体のメイクを落としていただいたうえで、肌の状態をあらためて確認します。

乾燥やキメの乱れが気になる範囲を踏まえながら注入エリアを決定し、消毒を済ませます。

このタイミングで、当日の注入プランに変更がないかを最終確認します。

03|注入施術

決定したエリアに沿って、細い注射針または専用の機器で、製剤を少量ずつ均等に注入していきます。

部位や範囲によって差はありますが、施術そのものにかかる時間は15〜30分程度が目安です。

表面麻酔を併用できる場合もあるため、痛みが気になる方は事前にご相談ください。

04|アフターケア

施術後は注入部位の腫れや内出血、赤みの有無を確認し、必要に応じて冷却を行います。

当日は注入箇所を強く揉んだり圧迫したりしないようご案内し、飲酒や長時間の入浴、激しい運動を控えていただくようお伝えします。

05|経過の確認と再施術のタイミング

効果の感じ方や持続期間には個人差がありますが、注入後2週間〜1か月ほど経過した時点で、仕上がりの状態を確認いただくことをおすすめしています。

製剤によって作用の仕組みが異なるため、次回の施術時期は前回の効果の落ち着き具合を踏まえてご相談いただくと調整がしやすくなります。

肌育注射のダウンタイム

経過期間状態
施術直後針痕やごく小さなふくらみ、赤みが見られることがあります
当日〜数日内出血や軽い腫れ、違和感が出る場合があります
2〜3日後ふくらみや腫れが少しずつ落ち着き、肌になじみ始めることがあります
1週間前後内出血や赤みが目立ちにくくなることが多いです
2〜4週間後肌のハリやキメの変化を感じやすくなる時期です
数か月〜1年程度製剤や部位に応じて、コラーゲン生成による変化が徐々に安定していきます

※症状の程度や経過には個人差があります。

副作用・リスク

分類分類
比較的多い針痕、腫れ、赤み、内出血、圧痛、違和感
まれ感染、しこり(結節)、左右差、アレルギー反応
注意が必要な方妊娠中・授乳中の方、自己免疫疾患のある方、過去に注入剤でトラブルがあった方、抗凝固薬を服用中の方、皮膚に炎症や感染がある方

※症状が強い、または長引く場合は、早めに医師へ相談してください。

国内未承認製剤について

当院で使用する肌育注射製剤は、医薬品医療機器等法上、日本国内で承認されていない医薬品・医療機器等を含みます。

これらは医師の判断のもと、実際の輸入元・入手経路を通じて入手しています。

国内には同様の目的で使用される承認製品がありますが、成分や性能は異なります。諸外国での承認・認証状況は製剤によって異なり、日本国内での承認を示すものではありません。

未承認製剤を使用した施術による健康被害は、「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となる可能性があります。

肌育注射でよくあるご質問

どのくらいの間隔で通院する必要がありますか?
製剤の種類やお悩みの程度によって、通院間隔は異なります。
肌の状態を整えていくタイプの施術のため、初回はやや短めの間隔で数回受けていただき、その後は肌の様子を見ながら間隔を空けていく形が一般的です。
他の美容施術と同時に受けることはできますか?
施術内容の組み合わせによっては、同日での対応が可能です。
ただし、部位が重なる施術や、肌への刺激が強い施術と組み合わせる場合は、順番や間隔について事前に医師の判断が必要です。
妊娠中や授乳中でも施術を受けられますか?
妊娠中・授乳中の方は施術の対象外となります。
製剤の成分によって身体への影響が明確になっていないため、時期をずらしてのご案内となります。
施術を途中でやめると、肌の状態は元に戻りますか?
施術を継続しなかった場合、時間の経過とともに肌の状態は施術前に近づいていきます。
これは製剤の成分が体内で少しずつ分解されていく性質によるもので、変化を保ちたい場合は一定のペースでの継続をご案内しています。
どの製剤を選べばよいか分かりません。相談できますか?
カウンセリングの際に、肌の状態やお悩みをうかがったうえで製剤をご提案します。
複数の製剤を組み合わせるケースもあるため、迷う場合はお悩みを率直にお伝えいただくことをおすすめします。